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原作以上にまやや様な太田莉菜さんに驚愕! 「海月姫」(2014) 感想



ぷらすです、こんばんは。

今日ご紹介するのは、東村アキコさんの同名ベストセラーコミックを実写映画化した「海月姫」ですよー!

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 画像URL出典:http://passmarket.yahoo.co.jp/

 

 

 

概要

「海月姫」は「Kiss」に2008年から連載されている、ヒットメイカー東村アキコさんの同名マンガを能年玲奈さん主演で実写映画化した作品です。
監督は『映画 ひみつのアッコちゃん』などの川村泰祐さん。

 

あらすじ

オタク女子集団「尼~ず」の面々が住む、男子禁制のアパート天水館。
そこに暮らすクラゲオタクの月海(能年玲奈)は、熱帯魚ショップでクラゲの扱いについてひと悶着(もんちゃく)あったところを「オシャレ人間」の女子に助けてもらう。
翌朝、彼女が実は女装男子の蔵之介(菅田将暉)と知った月海は混乱するが、人懐っこく押しの強い蔵之介は、それを機に、自分が男であることを秘密にして天水館に出入りするようになる。
月海たちと蔵之介が交流を深める中、突如、天水館の取り壊しの話が持ち上がる。

 

感想

僕は今まで、マンガ原作で面白いと思った実写作品はほんの数本しかなくて、なので本作も正直あまり期待はしてませんでした。

「まぁでも、能年ちゃんが主演だし一応観てみるか」くらいの軽い気持ちでだったんですが、結論から言うと想像よりずっと面白かったんですよ!

本作の魅力はなんといってもキャストです。(断言)

原作をお読みの方はすでにご存知でしょうが、まず「天水館」に住んでいる「尼~ず」のメンバーが、クラゲオタクの主人公 月海、鉄道オタクで肉にうるさい ばんば(池脇千鶴)、三国志オタクのまやや(太田 莉菜)、「枯れ専」で存在感の薄い ジジ(篠原ともえ)、「天水館」大家の娘で日本人形と着物が好きな千絵子(アジアン・馬場園梓)、売れっ子BL漫画家の目白樹音。

 

それだけでも十分濃ゆい「天水館」のメンバーに加え、ひょんな事から「天水館」に入り浸るようになる女装男子の蔵之介、蔵之介の兄で民自党最大派閥鯉淵派を率いる代議士 鯉淵慶一郎(平泉成)の長男兼秘書を務め30歳を超えて童貞の 鯉淵修(長谷川博己)、修の幼馴染で鯉淵家の運転手でベンツ大好き 花森よしお(速水もこみち)、「天水館」のある地区の地上げを狙うバブリーな女 稲荷翔子(片瀬那奈)と、全員一癖も二癖もある濃ゆいキャラばかり。

 

こんな濃ゆいメンツを役者さんが演じるのは難しいだろうなーと思ってたんですが、いやいや、各キャラクターの再現度がとにかく凄いことになってます!

特に驚いたのは蔵之介役の菅田将暉さんと、まやや役の太田莉菜さん。
中でも太田莉菜さんの演技は素晴らしかったです!
もうね、原作版のまやや様以上にまやや様でしたよー!!

姿勢や動き方、喋り方や発声まで完璧で、再現度は120%!

文字通り『マンガから抜け出てきたような怪演』でした。

特に、大声を出すときに最初から声を張るんじゃなく段々ボリュームが上がっていく感じとか、それでもMAX声量が80%くらいの感じとか。
「そうそう! まやや様を分かってらっしゃる!」っていうw

まやや様は原作でもコメディーリリーフなんですが、本作で太田さんが演じるまやや様は笑いを取るシーンでもシリアスなシーンでもガッチリとハマってました。

 

蔵之介役の菅田将暉さんも、女装男子という絵面的に非常に難しい役柄を見事に演じきってましたねー。
後半の見せ場である、ファッションショーのシーンは、男子感を全く感じさせない美しさで、本当に驚きました。

池脇千鶴さんと篠原ともえさんは、クレジットが出るまでお二人だったとは全然気づかなかったですし、馬場園さん、長谷川さん、平泉さん、片瀬さんも、能年ちゃんと菅田さんをしっかりサポートしてる印象でしたねー。

まぁ、もこみちさんは、どこにいても もこみちさんでしたがww
ただ本作の役どころは、もこみちさんの、あのバタ臭い感じにバッチリハマってたと思います。

 

そして、能年玲奈ちゃんですよ!
やっぱりカワイイですよねー。(〃ω〃)ムフー

能年ちゃんって、カワイイんですけど背が高いのもあってか、どこかヌボーっとした印象があるんですが、本作での「オタク女子」という役どころでは、そのヌボー感じがまさにピッタリハマっているように感じました。

また彼女の場合、髪型や服装などで見え方が変わってくるというか、髪型もファッションも化粧も、似合う似合わないがハッキリしていて、その辺が普段着の月海の時とカワイイ(似合う)ファッションで決めている時の月海のギャップにちゃんと活かされてるなーって思ったり。

 

ストーリーは、「負け犬」が立ち上がって「勝ち組」を見返す話でもあり、シンプルだけど多くの人が感情移入しやすい物語で、その中でこれだけキャラクターのイメージにハマっているキャストの面々が入れば、それはもう面白くなるに決まってるんですよね。

もちろん、ストーリー的にところどころ「ん?」ってなるシーンがないではないですが、そういう細かいノイズは、本作の場合キャラクターパワーでかき消されるので、ほとんど気になることはなかったです。

あと、時間の都合上原作のシーンがかなりカットされてますが、それは仕方がないし、一本の映画としては期待以上の出来なんじゃないかと思います。

すでにレンタルがスタートしてますので、興味のある方は是非!

 

 

 

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