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日刊オレラ

極上のひまつぶせるマガジン!

NYの街が音で彩られる素敵な映画! 「はじまりのうた」(2015) 感想



ぷらすです。
今回ご紹介するのは、今年の2月に日本公開された『はじまりのうた』ですよー!

多分、観た人誰もが音楽に魅了されちゃう素敵な映画でしたー!

http://image.eiga.k-img.com/images/movie/79775/poster2.jpg?1412655037
画像出典元URL:http://eiga.com/

概要

2007年度 歌曲賞を受賞した映画『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督が、NYを舞台に音楽と恋を描いた作品。
劇中歌『Lost Stars』が第87回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。
主演の女性シンガーソングライターに『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でエリザベス・スワンを演じたキーラ・ナイトレイ。彼女と組んでアルバムを制作する音楽プロデューサー役に、『アベンジャーズ』シリーズでブルース・バナー/ハルク役を演じたマーク・ラファロ。
また、主人公の恋人役をマルーン5のアダム・レヴィーンが演じた事でも話題を集めた。

 

 

 

あらすじ

有名音楽プロデューサーだが、ここ数年良い新人に巡り会えずに自分が立ち上げた音楽レーベルをクビになってしまったダン(マーク・ラファロ)。
一方、二人で制作した曲が映画に採用され、二人でロンドンからNYにやってきたものの、恋人デイヴの浮気が下で破局、傷心の女性シンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレー)。
友人のスティーヴ (ジェームズ・コーデン)が、彼女を励ますため無理やり自分のステージで歌わせたのを偶然聴いていたダンは、彼女の才能に惚れ込み、一緒にアルバムを作ろうと持ちかける。

 

感想

僕は、基本的に音楽がないと落ち着かないようなタイプではなく、どちらかというと音楽がなくても生きていけるし、文章を書くときなんかはむしろ音楽が鳴っていると邪魔に感じちゃうような人間です。

そんな僕が観て
「やっぱ音楽っていいよねー!!」って思ったのが本作でした。

ニューヨークの片隅にあるうらぶれたライブハウスで、二人の男女は出会います。
一方は恋人の浮気で絶賛傷心中のシンガーソングライターのグレタ。
もう一方は、奥さんの浮気が原因で精神を病み、あげく自分が作り上げた音楽レーベルをクビになった音楽プロデューサーのダン。

グレタの歌声を聞いたダンは彼女の才能を見抜き、自分と契約するように口説きますが、グレタの方は乗り気じゃない様子。

それもその筈で、契約した音楽レーベルは彼女の恋人デイヴ(アダム・レヴィーン)だけを欲して彼女は邪魔者扱い、あげくデイヴと音楽レーベルの社員の浮気が原因で二人は破局したわけで、彼女は音楽レーベルに恋人との仲を引き裂かれたようなものだったんですね。

また、彼女は自分の意向を無視して勝手に楽曲を作り替えたり、ビジュアルイメージまで作り変えようとする『商業音楽』に馴染めずに、故郷に帰ろうと考えてたんです。

そんな二人の出会いをまず最初に見せてから、ライブハウスのシーンを起点に、ダンとグレタ双方の視点での回想シーン、そしてライブハウスの続きとストーリーは続いていくんですね。

最初はけんもほろろにダンの誘いを断るグレタですが、ダンの熱烈アプローチ&他の音楽関係者とは何処か違う彼に惹かれた彼女は、彼の誘いを受けることに。

ところが、ダンのパートナー・サウル(ヤシーン・ベイ) は、デモテープを聴かなければ契約は出来ないと言い放ちます。

しかし、会社をクビになりスタジオやミュージシャンを雇う金のないダンは、知り合いのミュージシャン・手持ちの機材・パソコンのソフトを使って、ニューヨークのあちこち(野外)で録音、それをアルバムにしようと提案するわけです。

そうして、路地で遊ぶ子供をコーラスに使い、近隣住民に通報されたり、警察に追い回されながら、アルバムは形になっていきます。

その様子が、本当に楽しそうで、まさに『音楽を作り上げていく』様子が視覚で分かる作り。そのバックでは彼女たちの曲が流れ、なんともワクワクする展開です。

同時に、ダンとグレタの信頼も深まり、中盤、二人で音楽を聴きながらニューヨークの街を歩くシーンで、ダンの「音楽は、つまらない景色に意味を与えてくれる」というセリフ。
そのバックで流れる曲と街の様子が映ると、まさにダンの言った通りに見えてくるんですね。

「ああ、音楽ってそういう風に楽しむものなんだなー」と教えて貰ったような気持ちになる素敵なシーンです。

そこからさらに後半のあれやこれやがあって、ラストで「え、ここで終わり?」と思ったら、思わずニヤリとしてしまう後日談?があって、スッキリ!!

まさに『音を楽しむ』最高に素敵な映画でしたよー!!

 傷ついた男女が音楽の力で再生・成長する物語が本作の主題ですが、その裏には、今の音楽業界に対する疑問(というかアンチテーゼ)もあり、また、ネットを利用したアーティストとファンの距離が近い音楽の形も提示されていて、それは新しいというよりむしろ昔ながらの音楽の距離感を現代的にアップロードする方法でもあるのかなーなんて思いました。(音楽だけじゃないけど)

もちろん、商業としての音楽や芸術を成り立たせることは、そんなに単純ではないんでしょうけども。

なーんて、ゴチャゴチャ難しいことはどうでもよくて、これから本作を観る人は、物語と音楽に身を任せて浸るのが、本作の正しい観方だと思いますよー!

もっとぶっちゃけて言うと、僕がゴチャゴチャ書くより、実際に観て(聴いて)貰った方が、本作の魅力が伝わると思うので、YouTubeにアップされてる公式のミュージッククリップを貼っておきますね。
(*´∀`*)ノ

ともかく最高に素敵な映画です!
興味のある方は是非!!

▼「Tell Me If You Wanna Go Home」▼

www.youtube.com

▼「Lost Stars」キーラ・ナイトレーバージョン▼

www.youtube.com

「Lost Stars」アダム・レヴィーンバージョン▼

www.youtube.com

▼この記事を書いたニューヨーカー▼