お初にお目にかかります!
今回、はじめて記事を書かせて頂く毛利 佑と申します!
静岡県西伊豆在住、ダイビングインストラクターの仕事をしながら、海の写真を撮る、オーシャンフォトグラファー(自称)として活動しています。
海には楽しさや美しさ、そして怖さがあります。
時として言葉が出ないほどの絶景を見せてくれる海は、本当に素晴らしいと思います。
そんな海を見た時、すげぇなって感動とともに、その光景を1人でも多くの人に見てもらいたい、そしてこの感動を知ってもらいたいって思います。
僕にはうまくしゃべる才能や本を作る才能、もちろん音楽やダンスの才能なんかもありません。
それでも誰かに、この瞬間のこの気持ちを伝えたい。そんな僕にうってつけだったの
がカメラでした。
拙い写真でもそれを見てくれた人がいいなぁって思ってくれたら嬉しいし、それがきっかけで、海への興味や関心をもち、海を好きになってくれればと思って写真を撮り続けています。
っということで、僕の紹介はこの辺にして今回は初めましてのご挨拶をかねて僕が特に気に入っている写真をセレクションしてご紹介してみたいと思います。
厳選・オーシャンフォト公開
『鳳凰』
https://www.instagram.com/p/0P8dqJK355/?taken-by=yuu_mouri
この写真は僕が日々潜る海、西伊豆・雲見にて秋ごろに撮ったものです。
潜り終わって水面に顔を出したとき、思わず息をのむ空が広がっていて、必死にシャッターを切ったのを覚えています。
今まで見た空の中で、一番印象に残っているお気に入りの一枚です。
雲の黒く影になっている部分が鳳凰のように見えませんか?
海は風向きや強さが変わりやすく、特に秋は気温差が激しくなり、様々な雲を見ることができます。
『グラデーション』
https://www.instagram.com/p/8j9aGoK38_/?taken-by=yuu_mouri
これは同じく雲見の夏の海。
夕日が沈む瞬間、青空と夕焼けが相まみれる絶景を見ることができます。
雲があることでより一層深みがある風景になりますね。
よく晴れた日の夕暮れ時、雲があり、風がやや強く吹いているときは要チェックですよ☆
『フィッシュリバー』
今度は海の中をご紹介。
これは秋の雲見。夏が一番暖かいと思っている方が多いと思いますが、伊豆の海は秋が一番水温が高く、魚影も一番多くなります。
写っているのはイサキの群れ。想像をはるかに超えるイサキの群れが人が近づくと一気に移動を開始しまるで川のようになります。その光景は圧巻の一言!水族館では決して見れない光景です。
『富士の夕暮れ』
https://www.instagram.com/p/t96N84q30g/?taken-by=yuu_mouri
住んでいるところは、海越しに富士山を見ることができる、数少ないポイントとしても有名なところです。
この日は台風が通過した後で、覆っていた真っ黒な雲が散り、対岸に富士山が顔をだしてくれました。
雲の形が階段状になり、その空間を夕日が赤く染めています。
いろんな偶然が重なりあってできたこの光景は、12年いてこの時だけ。その瞬間に出会えたことが本当に奇跡なんだなって思います。
『涙がでる海』
https://www.instagram.com/p/BBdzU6DK3xM/?taken-by=yuu_mouri
今回最後の一枚です。
自分が好きな海を見てくれた人が、この光景を見た時に涙がでたと言ってくれました。その人が感動してくれたその瞬間を切り取れたことが何より嬉しい。
その人がさらに海を好きになり、海の素晴らしさをいろんな人に伝えていってくれる。
その中でまた海を好きになってくれる人が現れる。『海と人』『人と人』たぶん僕が写真やダイビングのインスタラクターとしてやりたいことはそこなんだなって思えるきっかけとなった一枚です。
ということで、今回は特に気に入っている5枚の写真を紹介させて頂きました。
僕にとって写真は『自己満足』をモットーにしています。自分の見た風景を自分の感性で素晴らしいと思い、その瞬間を伝えたいと思ってものを撮ります。
必ずしも自分が感じたものを、その写真を見た人が同じように感じるとは限りません。でも、たった一人でもその写真を見て綺麗だな、海っていいなって思って、海に足を運んでくれればそれでいいんです。
僕はそれで満足なんです(笑)
今回紹介した写真で見ているあなたがどう思うかはわかりませんが、少しでも海に惹かれたのなら、ぜひ足を向けてみてください。そこにはきっと今まで見たことのない世界が広がっていて、それがあなたの何かを変える大きなきっかけになるかもしれません。
またそこで出会った人と人が繋がり、それが自分にとってかけがえのないものになるかもしれません。海にはそんな力があります。
これからも僕は自己満足な写真を撮り続け、自己満足を満たすためにその写真を紹介したいと思います。もしも興味を持っていただけたら少しばかりの時間を使って目を通してみてください。
それでは次の機会にお会いしましょう!
この記事の作家は、毛利 佑です。
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ocean-photographer.hatenablog.com