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日刊オレラ

極上のひまつぶせるマガジン!

【2016年上半期】あなたの読書感想を聞きたい10冊

まとめ


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(画像:https://www.pakutaso.com/20151143316post-6253.html


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学生さんは既に夏休み。
大人の皆さんもそろそろ夏休みの期間に入られるのではないでしょうか。


夏休みと言えば、「宿題」。
中でもめんどくさいなぁ~という思い出があるのは読書感想文でしたよね。
他の宿題はちゃっちゃと終わりにできてもこれだけは難航。
感想文を書くために読むって、本末転倒じゃね? と思いながらこなしていました。


大人になると、本の感想を書いたり、また、他の人の感想を聞くという機会も減るわけで、だからこそ私が2016年上半期で読んだ数々の本の中から「この本面白かったよ! あなたの感想もぜひ聞いてみたいな!」という本を10冊選んでみました。


この夏、あなたに1冊でも多くの、素敵な本との出会いがありますように。
※あくまで「私が2016年上半期に読んだ本」なので、本の発売時期が2016年上半期という意味ではありません。


10.猿之助、比叡山に千日回峰行者を訪ねる(市川 猿之助 , 光永 圓道 / 春秋社)

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1975年生まれ、「四十而不惑」の年を迎えた歌舞伎俳優・四代目市川猿之助丈と、比叡山千日回峰行・2回の北嶺大行満された大阿闍梨・光永圓道師の対談集。
冒頭から猿之助丈は「今の世の中、宗教も芸術も、仏教も歌舞伎も、いわば絶対に必要なものではないんじゃないか。~略~東日本大震災のときの宗教者たちの、自分たちは何ができたんだろうといったさまざまな苦悩が伝えられてもいます。私たち演劇人も同じ苦悩がありました。」と率直な疑問・想いを大阿闍梨に投げかけます。
その後も絶えずズバズバと斬り込んでいく猿之助丈と、それを柔と受け止める大阿闍梨の対比に知的興奮を味わえます。
そして読後には「自分にとっての仏とは? 行とは何か?」ということに思いを巡らしてしまう。
感じ、考え、行え。
仏教をベースとしていますが、それを基に自分におきかえて、生きるヒントが得られるような・・・めまぐるしい日常で立ち止まる時間をもたらしてくれる1冊です。


9.インパラの朝―ユーラシア・アフリカ大陸684日 (中村 安希 / 集英社文庫)

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枯れ草に色づく草原がひっそりと朝日を待っていた。私はヴァンから頭を出して、ひんやりと澄んだ朝の空気を頬や額に受けながら、風の音を聴いていた。すると、私の眼前に一頭のインパラが現れた。

淡々と語られる、中村さんが見て感じた世界を、自分も淡々とした心で追っていく。
バックパッカー、貧乏旅、女子旅・・・そんな言葉は似合わない。
そこには、こんな、ケニアの朝の空気感が絶えず漂う―。
世界って、こんな感じですよ。
そんな中村さんの声が聞こえてきそう。


8.旅と日常へつなげる ~インターネットで、もう疲れない。~ Kindle版(チェコ好き)

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はてなブロガー・チェコ好きさんの著作。
私はブログも購読しています。
ブログやTwitterもしているのに冒頭で「インターネットが嫌い」と言ってしまうチェコ好きさん。
日々流されるように情報摂取とコンテンツ消費を繰り返す SNSはじめインターネットとの付き合い方の提案。
SNSを断つ旅の体験記、旅行記としても読めますが、オレライターの私は「文章の書き方」についてヒントを得た電子書籍でした。

あなたや私が媒介となって他者が別の物事へ接するための接点となる。

こういうことができたらと思います。


7.マンガがあるじゃないか 14歳の世渡り術(河出書房新社)

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サブタイトルに『14歳の世渡り術 』とあるので、この年齢を対象とした本なのでしょうがもちろん老若男女問わずおすすめです。
アマゾン商品ページで執筆者と推薦文タイトルが確認できます。
(私は歌舞伎俳優の坂東巳之助さんが執筆されていたので購入)
世間一般的には漫画って、ちょっと下に見られがちですが、敷居が低い分気持ち的にもすぐ手に取れる。
でも、この世界を知ってるのと知ろうとしないのとでは、生きていく上で少しだけ違ってくるんじゃないかなあと思うのです。
めっちゃへこんだ時、やる気が出ない時、泣きたい時、笑いたい時・・・何かあった時にふと「あ、でも、マンガがあるじゃないか」。
そう思えるって救われるし、励みになるじゃないですか。


6.かくかくしかじか(東村アキ子 / 集英社)

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今、東村さんと言えば『東京タラレバ娘』『雪花の虎』 かなーと思うんですが、自伝的なこちらの作品が面白い、というかズシンとくる。
竹刀でバシバシしごかれながら描く絵画教室ってなんじゃそりゃ! ですよ。
東村さんと先生のなんじゃそりゃ! な交流に涙が頬を伝います。
音楽でも、美術でも、文学でも、ものを作る仕事をしている人は、この漫画に衝撃を受け、惹かれるのではないでしょうか。


5.口入屋兇次 (岡田屋 鉄蔵 / ヤングジャンプコミックス)

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現在YOUNG KING OURsで連載中の『無尽』の方が、主人公が隻腕の美剣士・伊庭八郎だし、新選組メンバーも出てくるしでキャッチーなのですが、あえてこちらをご紹介。
口入屋(職業斡旋業)を生業とする 兇次とその仲間たちによる大江戸時代劇漫画!
表紙だけでも絵の濃さはわかりますが、味わってもらいたいのは気風のいいキャラクターたちが所狭しと画面を生きている痛快さと、恨みや切なさ、恋しさ、人間の業や情けをぎゅぎゅっと濃縮して語りあげられるストーリー。
これぞエンタメ、これぞ時代劇!
面白い時代劇がここにありますよ!
歌舞伎好きな私としては2巻~3巻の、歌舞伎の舞台の臨場感、役者を追いかけるお江戸の女の子の気持ち、着物など風俗面の描写にときめきました。


4.さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(永田カビ / イースト・プレス)

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はてなブログ旬のトピックでも特集されたり、twitter上でもずっと話題のこの本。
私ももれなくよみました!
個人的な感想はnoteで書いています
かなりライトなタイトルとかわいい絵なので書店でレジに持っていきやすい本ですが、自分の苦しみを見つめ直して「心」の存在を再認識していく戦いの記録です。


3.鼻紙写楽 (一ノ関 圭 / ビッグコミックススペシャル)

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今年の、第20回手塚治虫文化賞を受賞された漫画。
なんと、四半世紀ぶりの新刊だったそうです。
お江戸の浮世絵師・写楽が主人公と思わせて延々と歌舞伎の世界が描かれていきます。
劇画調の絵は好みが分かれるかもしれませんが、お江戸の晴れやか華やかな表舞台の隙間、裏側の仄暗い部分を蝋燭の灯りで覗き見る感じにグッときました。
こういうのが好き。


2.お母さん二人いてもいいかな! ? レズビアンのママ生活(中村 キヨ、 中村 珍 / ベストセラーズ)

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恋に落ちた相手はレズビアンのシングルマザーだった! 彼女との出会いから女二人での育児、息子の「お父さん欲しい」問題まで、新しい「家族」の形を描くコミックエッセイ。
特に長男妊娠時のエピソードが衝撃で、さらに、それを長男にちゃんと話すエピソードはとても複雑な気持ちになりました。
生きること、愛することにすごくすごく真面目に向き合っている方の想いを読むのは、時にしんどいのですがこれは「レズビアンだから」という話ではなくて、ゲイにも異性愛者にもポリアモリーにも、それどころか年齢とか、さらには動物の種に関わらず共通するものがあると思いました。


1.HUNTER×HUNTER(冨樫義博 / 集英社)

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「この人が動き始めると、日本中で話題になる」という人が何人かいると思うんですがその中の1人が冨樫先生だと思うんですね。
先に紹介した『漫画があるじゃないか』をきっかけに1巻からいっきに全部読みました。
連載が再開された週刊少年ジャンプも買い始めました。
漫画雑誌の発売日が待ち遠しい、朝イチで買ったはいいけど今週の展開がどうなるのか知りたいけど知るのが怖いから読むのは結局夜10時という2か月間を過ごしたのが2016年上半期のハイライトでした。
(読み終えた直後の感想文はこちらで書きました
今、また休載されてるのですがコンビニで買えるコミックスリミックス版なんかも出ていて、HUNTER初体験の方には絶好のチャンス、昔読んでたけど・・・の方にも絶好の復習タイムとなっております。




ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
この他にもまだ「これも面白かったよ!」という本・漫画はたくさんあるのですが本日はこれまで。



あなたにも、素敵な本との出会いがありますように。





▼▼▼最近は漫画のこと含め趣味について対談をさせていただきました▼▼▼
lfk.hatenablog.com


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