今回はインナーチャイルドをちょっとずつでも大切にして、癒していきませんか?というお話です。
「インナーチャイルド」とは、「内なる子供」と訳されますが、具体的には子供時代の頃の記憶や心情、感傷の事を指します。子供時代の経験が、大人になった自分に多くの影響を与えていることはご存知でしょうか?
つらい思いをした方ほど…。
「こんなことも私は出来ない」と内省的で自分に厳しく、ひどいことをされても「この扱いが私にとって正当な扱いなんだ」と、自分の心の底の本当の気持ちには無頓着というか、自分で自分を大切だと思えない。頑張っても大切に出来ずに苦しんでるような方が多いように思います。
大きくくくるとアダルトチルドレンともいえるんですが、それ以外にもいじめや劣等感なんかでも自己否定の感情って普通に皆さん抱えてることかと思います。傷の大小はありますが、皆さんの心の中にそれぞれ、傷が癒えていない内なる子供が住んでいるのではないでしょうか。
インナーチャイルドの根本的な癒し方については、ネットを探せばもっといい記事を書かれてる方がいますので、ぜひそちらを参照してみてください。
筆者が知ってる中ではこのサイトが分かりやすかったです!
ここから本題です。
ダメって言葉を気軽に口に出してませんか?
「ダメ」の理由はさまざまあるかもしれませんが、自分で自分のことを「ダメ」だと口にするたびに、内なる子供は傷ついています。自分のことを認めてあげてないってことですから。
口に出すほど潜在意識が拾いやすくなるため、どんどん脳にインプットされていきます。いわゆる引き寄せの法則ですね。簡単に説明すると、「私は出来る!」ってイメージ出来る方は成功を引き寄せると言われていますし、逆に「ダメだ」って言えば脳に刷り込まれて本当にダメになっていく上に、自分も傷つくというお話。
女の子に多いんですが「私とかこれがダメで…ここもダメで…」
多分内心本気でダメだなんて思ってないような方から、本気で死にそうに自分のことをダメなんだって思い込んでる方、先に「自分はダメで…」と宣言しておくことで予防線を張ってる方、いろんなパターンの「ダメ」があります。
このような「ダメ」が主語になってしまっている方とお話していると「そんなことないよ」からの「ううん私なんか…○○ちゃんはいいよね…」「いやいや私もダメだから」と、ダメな自分の話を引っ張り出されるというか、結果的に「私もダメです」って言わされませんか?
またはあなたが「私もダメで…でも××ちゃんはここがいいから羨ましいよ!」的な言葉が出るまで相手を揺さぶって、言葉をねだっていませんか?
誘いうけ状態でダメな話を人と共有しようとしてる時は、自分のことも傷つけていますし。それと同時に相手の心の奥底の内なる子供を攻撃させてるのだととらえています。
お互いいい感じの分配で会話のピンポンが出来るような方なら、会話の一部としてまだ軽くとれるんですが、強者弱者の依存関係になってるようなパターンになると、さらに心はズタズタで、カウンセラーなどの専門家にかかった方がいいような場合もありますので、意識してケアしてほしいかなと思います。
筆者はだいたい半分ぐらいは聞きながら「○○ちゃんはいいよね。私なんか…」はスルーで通す事にしていますが、半ギレで「○○ちゃんはいいよね」→「うん!」で返せればどんなに楽だろうって思う時があります。
あと、別に「私すげぇ…ダメじゃない。むしろやべぇ…」とか思えてるからスルーしてるわけでもなんでもないですからねー。
自分の劣等感なんか、言わなくったって自分が一番わかってますし、口に出すことで、心の奥底の自分を信じていたい内なる子供にとどめを刺したくないから、言わないようにしています。
たまにはいいと思います。皆がみんな強いわけじゃないですから。
まずは「ダメだ」と口に出さないようにほんのちょっとした瞬間から気を付けていく。口に出してしまった場合でも自分をせめないでゆったり認める方向で、今より少しずつ自分を大切にしていきませんか?
現代を生きていくうえでポジティブに暮らしてくのは、なかなか難しいことですが、自分のことを「ダメだー」と気軽に言ってしまう癖のある方は、ちょっと立ち止まって「 しまった!俺のインナーチャイルドがズタズタだぜ!」とちょっとでも意識に止めてあげてほしいです。
しまったなぁ。と思った時は、お茶をゆっくり飲むとか、お風呂に長めに浸かるとか、簡単でいいですので、なるべく自分で自分をヨシヨシしてあげてくださいね。
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