桜満開の西伊豆、雲見から海をお届けの時間でございます( `―´)ノ
こんにちは、オーシャンフォトグラファーの毛利佑です!
伊豆は2月から3月にかけて河津桜という早咲きの桜が咲き誇ります。そして菜の花も最盛期を迎え、春を大いに感じさせてくれます。そんな一足早い春をお届け♪
さてさて、連載2回目ということで何をテーマにしようかなぁっと悩んだのですが・・・
僕はダイビングインストラクターという仕事と、伊豆っていうフィールドで生活をしているのもあって、色々な形で海に携わる人と出会います。
ダイバーはもちろんだけど、サーファーや釣り人などのマリンスポーツが好きな人はもちろん、海水浴が好きな人もいれば、漁師さんもいます。ただ海を眺めるのが好きな人もいます。
その一人一人が様々な想いを抱いて海へ来ます。その想いは千差万別。だけど一つだけ共通する想い。
それは海が好きだということ。それを感じるとその人の想いを写真という形で残したくてシャッターを切ることがあります。
っということで今回は
『海を想う人』5つの瞬間
『Diver』
画像:https://www.instagram.com/p/0N6DlZq3yq/?taken-by=yuu_mouri
秋の西伊豆・雲見にて撮影。
どこまでも蒼く透き通った水に包まれながら光を浴びてただ海を感じる。
それだけで何もかも忘れられる瞬間。
ダイビングには色々な楽しみ方があるけどこれに勝るものはないんじゃないかなって思います。
この人もまた、そんな海の癒しを感じ、海への想いを募らせている1人。こうして海の中でぼーっとしている姿をみた時、海への想いが滲み出ていて思わずシャッターを切った一枚です。
『Surfer』
画像:https://www.instagram.com/yuu_mouri/
冬の湘南、江の島にて撮影。
2月の冷たい風が吹く中、海に入るサーファー。
その日は波が小さく決していいとは言えないコンディションでしたが、その人は躊躇することなく海へ入っていきました。
この人にとって波の良し悪しではなく、「海に入る」ということが大切なんだと思いました。サーフィンをそして海を本当に好きなんだという想いを収めたくて撮った一枚です。
『Fisher』
画像:https://www.instagram.com/yuu_mouri/
冬の西伊豆・雲見にて撮影。
夕陽が水平線に沈む前後の時間が、一日の中でも最も魚が釣れるマズメと呼ばれ時間帯。寒い中、朝から一日中釣り続けこの光景と共に一日を終える。
相手は自然、釣れない日もある。けど釣りへの想い、そして海への想いが強くあるからこそ出来ることなんだと強く感じました。
そんな想いを収めたくて撮った一枚です。
『Photographer』
画像:https://www.instagram.com/yuu_mouri/
冬の湘南・江の島にて
吐く息が白々しい冬の早朝。
朝陽を浴びながら赤く染まっていく海に向けてカメラを構える。
ファインダーを覗いた先に自分の想いを込めてシャッターを切る。直接海に触れなくても海を好きという気持ちがすごく滲み出るその姿がとても印象的で僕はその人に向けてシャッターを切りました。
『Cleaner』
画像:https://www.instagram.com/yuu_mouri/
南伊豆・吉田にて撮影
その人は大好きな海を未来に繋げたいと言いました。次の世代、またその次の世代まで綺麗な海を残したいと。
どこからか流れてきたゴミをただ黙々と拾っていく。その姿には海への気持ちが本当に強く感じられました。僕自身考えさせられ、つき動かされるものがありました。
1人で出来ることには限界があるけど、その姿勢を見た人が僕と同じように何かを感じてくれればと思って撮った一枚です。
人を動かす力、それが本当の想いなんだなと今でも思います。
っということで今回の5枚の写真を紹介させて頂きましたが如何でしたか?
え? どの写真もシルエットじゃねーか?
そうなんです。僕はどちらかというと表情をはっきり撮るよりも影からこっそりシルエットで撮るほうが好きなんです。そうその名も盗撮(。-`ω-)
※もちろん許可はとってますよ。
何故なら面と向かって撮るのは恥ずかしいからというのもありますが、カメラを意識しない方がその人の感情が自然と滲み出やすいと思うからです。
そしてシルエットだとバックにある景色がより一層その時の感情を引き出してくれます。
写真の腕がないので、そーいうところをうまく使って誤魔化しているというのは内緒(´∀`*)
ということで、今回も自己満写真と記事に最後までお付き合い頂きありがとうございました♪
もしこの写真から少しでも海への想いを感じて、海に行きたいと思ったあなた!さっそく足を向けてみてください。その先に今まで知らなかった世界が待っているかもしれませんよ?
それでは編集長が次の掲載を許可してくれたらまたお会いしましょう(*´▽`*)
(たまさき:「えっ! むしろどんどんお願いします! あいつ鬼だぜ? みたいなこと言わないでよ!」)
この記事を書いたのは、毛利佑でした